累計50万部を突破した三浦しをんの直木賞受賞小説を映画化した「まほろ駅前多田便利軒」が公開。本作でバツイチ30代男の凸凹バディを演じた瑛太と松田龍平にインタビュー!
本作の舞台は、東京郊外の架空の町、まほろ市。この町の駅前で便利屋を営む多田啓介(瑛太)の元に、同級生の行天春彦(松田)が転がり込んできて、共同生活を始める。この二人と、便利屋の仕事を通して出会うクセ者たちとの人間模様が時に温かく、時にほろ苦く描かれていく。
原作小説は既に外伝「まほろ駅前番外地」も刊行され、続編「まほろ駅前狂騒曲」の連載も始まった人気シリーズ。映画のロケは、まほろ市のモデルとなった町田市で敢行したが、一番の見どころは、「青い春」(01)「ナイン・ソウルズ」(03)「アヒルと鴨のコインロッカー」(06)に続き、本作で4度目の共演を果たした瑛太と松田扮する多田と行天の名(迷!?)コンビぶりだ。
そこで盟友でもある二人に、映画の裏話から、俳優業に対する思いまでたっぷりと語ってもらった。
――脚本、もしくは原作小説を読んだ時の役柄の印象から聞かせてください。
瑛太(以下E)「原作を読んだ時と、脚本を読んだ時とで、多田に対するイメージはちょっと違ったのですが、基本的に真面目で、仕事に関してはしっかりやろうと思っている前向きな姿勢の人間だと思いました。多田が抱えている過去だったり、内面的な部分は、原作よりも一層多く描かれていると思います。最初、多田は僕の年齢より上だし、自分が経験していない背景もあったので悩んだ部分はありましたが、『大森(立嗣)監督と龍平となら絶対にいい映画が作れる』という思いがあったので、そういった悩みはすぐになくなりました」
松田(以下M)「最初に脚本をもらった時は、多田目線で読んでいたこともあって、行天の奇想天外な感じを客観的に面白いなぁと思いました。人が普通は思いつかないようなこととかを瞬時に行動に移してしまう、そういうパワーのある男だな、という印象があります。瑛太もよく言っていますが、多田はよく人を見ている。すごく真っ直ぐなイメージがあります。突然多田の家に転がり込んでくる行天は図々しいなと演じながら感じていたので、俺が多田だったら我慢できないだろうな、と」
――お二人は4度目の共演となりましたが、何か変わったと感じた部分はありましたか?
E「根本的に変わってない部分が大きいと思いますが、僕自身については、デビューした当時、周りからどう思われているかを考えることがなかったので、そういう意味では変わってきたかなって気はします。デビューして11年間仕事をしてきた上で、自分のイメージみたいな物も発生しているだろうし。龍平に関しては、そんなに変わったところはないと思います」
M「僕もないですね。たぶんお互い変わったところもあるんだろうけど、11年前から付き合っている感覚は、瑛太の真ん中にある物をずっと見てきた感じだから、そういう部分は変わっていないと思うし。変わっていようがいまいが、今一緒に映画をできたり、一緒にごはんに行ったりできるのなら、それで十分じゃないかなと思います」
――多田と行天の男同士の友情については、どう思いますか?
E「男女間のような感覚に少し近いのかなと。多田が行天に振り回されて翻弄されてしまうというか。でも、そんなに根っこから変わってしまうってことではなくて、行天から受けた影響は少なからずあっただろうということで。実際、僕が龍平とやってみて、二人の関係性が変わったってことはなかったけど、一緒の時間を過ごせた、映画を残せたってことはすごく良かったなと思います」
M「二人の関係性については、恥ずかしい部分っていう気もしますね。ああいう関係性でずっといるってことよりも、一緒に生活していれば、ただ、男っぽさだけじゃないつきあいが出てくるというか、微妙な関係性を断片的に切り取った映画なんだろうなって」
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