織田裕二扮する外交官・黒田康作が、映画「アンダルシア 女神の報復」でまたスクリーンに帰ってくる。映画「アマルフィ 女神の報酬」、ドコモ携帯動画の連作短編「アマルフィ ビギンズ」、テレビドラマ「外交官 黒田康作」と続いてきた人気シリーズが、今回はスペインを舞台にした壮大なスケールの超大作として登場する。
世界各国を股にかける外交官・黒田が今回関わるのは、スペイン北部に隣接する小国アンドラで起きた、日本人投資家殺人事件。その裏には、恐るべきマネーロンダリング(資金洗浄)の国際犯罪がうごめいていた。この事件を調査する中、黒田はいまだかつてない危機に追いやられる!
共演陣にも今最も勢いのある豪華スターが集結。事件の鍵を握るヒロイン・新藤結花役に黒木メイサ、インターポールの捜査官・神足誠役に伊藤英明、そして「アマルフィ」に続いてジャーナリスト・佐伯章悟役に福山雅治、外交官・安達香苗役に戸田恵梨香が扮する。その他、谷原章介、鹿賀丈史、夏八木勲など、オールスターキャストによる作品となった。
メガホンをとったのは「アマルフィ」の西谷弘監督で、スペインから地中海にかけて大規模な海外ロケを敢行した。そこで、主演の織田を直撃! 豪華な共演者とのエピソードから、今だからこそ話せる現場で起こった“事件”の話など、製作秘話をたっぷりと語ってもらった。
――映画第2作目「アンダルシア」がいよいよ公開されます。このシリーズへの思い入れを聞かせてください。
「僕が好きな点は夢があるから。前作『アマルフィ』の話を聞いた時、すごいキャスティングで、しかも海外でオールロケをするということで、夢のような話だと思ったんです。実現したら嬉しいけど、厳しいだろうなって。それから実際に映画ができて、その後、『~ビギンズ』、テレビシリーズと来て、また、映画に帰ってきた。夢の中にふわっといた感じから、今は地に足が着いたというか。しかも本作は、ストーリーが人間ドラマにフォーカスされていて、アクションやラブ、全てがパワーアップしていた。僕自身は出演者なのに、先日試写を見た時、『おっと!』とか『行け!』とか声が出ちゃいました。本当にびっくりさせられて。すごい監督とやったんだって実感できる、素晴らしい作品になったと思いました。向上心の塊みたいなスタッフやキャスト、もちろんキャストは毎回変わりますが、そういうチームなので、僕自身もまたやりたいって惹かれるのかもしれません」
――ミステリアスでクールな黒田ですが、どんな風に役作りをされていますか?
「一歩間違えると、不言実行の男というか、何を考えているのか分からない男になってしまうから難しいってところが正直あって。よくできる男だからこそ、感情がすごく分かりにくいんです。そういう意味では、色んなことができる黒田ではあるけど、今回は人間くさいところに意識をおいてやりました。今回相手にするのはプロフェッショナルな連中で、黒木さんが演じるのは銀行マンのプロ、伊藤くんが演じるのはインターポールだし。今までの作品とはそこが違う。『アマルフィ』では、そばにいたのが観光客の女性、テレビシリーズでは刑事になりたての女の子で、黒田がどうしても完璧に見えちゃうんです。でも、相手が自分と対等以上、もしくは対等のプロだと、黒田だって負けることがあるかもしれない。そういう意味で、人間くさい黒田が演じられたかなと思いました」
――黒木さん、伊藤さんと共演された印象を聞かせてください。
「黒木さんはあんなに若いとは思えないくらいに素晴らしいです。役柄上、ちょっと年齢の設定を上げていますが、この後どういう女優さんになっていくかが非常に楽しみです。伊藤くんは本当に少年のように真っ直ぐでキラキラしてて。彼が生まれ育った岐阜に行ってみたいなと思いました」
――伊藤さんとは、激しい格闘シーンもありました。
「背景がそれぞれ違って、神足は警視庁がベースで格闘の技術を習っている。黒田は謎なんですが、特殊部隊など、日本じゃないどこかでプロフェッショナルな物を習っている可能性がある。ひとつハッキリと言えるのは、黒田は元々外人相手に格闘することを念頭に置いて、格闘技を習ったと思うんです。実際、伊藤くんは僕よりもガタイが良くてパワーがあるし。そうすると当然ズルい手と言ったら変だけど、柔よく剛を制すじゃないですが、黒田は人を傷つける一番の弱点をつく方法を知ってるんじゃないかと。素手で人を殺す部隊もあるみたいですし。ただ、それを使ってしまうとただの殺人鬼になってしまうので、それを制御しながらも、どこかそういう匂いのするアクションができたら面白いんじゃない?って話になって。だからプロ同士で格闘するにしても、異種格闘技戦みたいな物になったらいいねって話しながらやっていました」
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