VOICE magabon interview

No.228 鈴木亜美(歌手)

2012年は、ものすごく開き直った一年にしたいです
バラエティも芝居も音楽もミックスした「これが私です」っていう活動をしたい

女優活動も精力的に行っている歌手の鈴木亜美が「FUN for FAN」以来なんと10年振りとなるベスト・アルバム「Ami Selection」をリリースした。
AVEX移籍後初となるこのベスト盤は、デビュー・シングル「love the island」をはじめ、「BE TOGERTHER」などヒット曲を収録。それらはすべて今回のために新たに歌い直され、原曲のフィーリングを生かしつつも現在の鈴木亜美像に近いニュー・バージョンとして生まれ変わっている。音楽的な発展を遂げている近年の作品の入門編としても充分に機能するし、また、彼女を良く知るファンにとっても大いに楽しめる内容となっていると言えよう。
そんな彼女に単独インタビューを敢行! デビューからこれまでの活動を振り返り、30歳という節目を目前に彼女が思うこととは?「Ami Selection」にまつわるエピソードを本人に語ってもらった。

鈴木亜美

――久々の音源リリースになりました。リリースのない期間の活動はいかがでしたか?
「ミュージカルで全国を回っていて忙しかったんですけど、舞台を通して音楽に携わっていました。それからDJ活動で海外に行ったりもさせてもらって。自分の中で今やりたいのはハウス・ミュージックで、作品として残すのは自分自身が納得できるものがいいっていうのと、DJをやっているうちにできた仲間と作りたいなっていう思いが強くなっていって。だから焦らずじっくりやろうと思って、ミュージカルやお芝居の方を優先することにしました」

――今回のベスト盤が出ることになった経緯を教えてください。
「実は3年くらい前からそういう話はあったんですけど、中途半端に出すのが嫌だったんですね。やるなら自分がデビューして10年とか、年齢の節目で記念になるような作品にしたいなって。でもデビュー10年目の時は、まだやりたいことがいっぱいあり過ぎて落ち着いてなかったのと、もっと良いものができるなっていうのがあったので、そこは飛び越えて。結果的に30代目前、20代最後の作品という綺麗な形になりました」

――「BE TOGETHER」など新たに歌い直しているのは、納得いくものが作りたかったということですか?
「そうですね。シングルを15曲にセレクトして最近の曲と昔の曲を並べると、音があまりにもかけ離れていたので、昔の良さを残しつつ、最近の感覚で聴いてもかっこいい音に作り直しました。でも当時のコーラスの方に一緒に歌ってもらったり、エンジニアの人やメンバーは昔と変わらずだったりで。当時リアルだったものをそのまま今の時代で新しくやりました」

――思い入れが強い曲ばかりですよね。
「ライブでも必ず歌ってきた曲ばかりなので、そういう風景がものすごく蘇りましたね。その当時はもちろん新鮮でしたけど、今になって歌うと自分の中でも懐かしいっていうか(笑)。改めてレコーディングして自分で聴いてみるとすごい思い入れがありますね」

――小室哲哉さんが書いたものなど、時代を反映した歌詞を今歌うのはどういう感覚なのでしょうか?
「当時はまだ10代だし高校生だったので、恋愛観を持って歌ってなくて。書いてくれていた方が大人だったので、その気持ちをそのまま歌うっていうのは難しかったんです。私なりに仕事や友達に置き換えたりして歌っていたので、まったく感じ方が違いますね。今は恋愛の歌詞をリアルに感じ取ることができます。そこが大きく違います。昔は何度読んでも理解できなくて『複雑だなー』っていう気持ちだったので(笑)。それと、当時はあんまり前向きな明るい曲がなくて。『white key』とか『alone in my room』とか『all night long』とか、愛に傷ついている楽曲が多かったので、深い歌詞だなと思っていました。その時なりに頑張って歌っていましたけど(笑)。でも私は10代の子供だったのに、子供向けに作った楽曲ではなくて、今でも歌えるっていうのはすごくありがたいなと思っています」

――ターニングポイントはいくつもあると思うのですが、中田ヤスタカさんとの出会いが印象深いですし、今に直接繋がっているように思えます。
「中田さんとのお仕事はものすごく刺激を受けました。本当に全部一人でやっていて。自分の曲ができるまでの作業を見させてもらったこともあります。彼自身、昔からずっとエレクトロをやり続けていたけど、今はそれがポップスでは普通になっているってことを話してくれて。それまでプロデューサーっていうのは遠い存在だったんですけど、初めて同じ目線で話すことができました。日本の音楽の流れについて話すようになったのは、私自身もいい年齢になったっていうことだと思いましたけど(笑)。でもそういう意味でも、音楽の中に魂があるんだなって。生演奏じゃないとリアルじゃないっていう気がしていたんですけど、そうじゃないっていうのを教えてくれたのが彼でした」



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