劇作家・赤堀雅秋が、自身の戯曲を映画化した「その夜の侍」で演技の火花を散らせた堺雅人と山田孝之。意外にも本作で初共演を果たした二人にインタビュー。
ひき逃げ事故で妻を失った男・中村健一(堺雅人)と、全く反省の色が見えないひき逃げ犯・木島宏(山田孝之)。中村は復讐を誓い、木島を追い詰めていく。この二人の緊迫感溢れるやりとりと、じわりじわりと炙り出されていく孤独感や葛藤が、見ている者の胸を締め付ける。
特に、中村と木島が台風の豪雨の中、対峙するシーンは圧巻! 赤堀監督は長回しにより、堺と山田の役者魂を見事にスクリーンに焼き付けた。
堺と山田が、かなりハードだったという現場でのエピソードについて語ってくれた。
――まずは、完成した映画を見た感想から聞かせてください。
堺雅人(以下S)「いまだに客観視できないですね。わかりやすい物語ではないし、混乱を混乱のまま描くところが面白かったりする映画だから」
山田孝之(以下Y)「初めて映画を見た時、全体的にここまでじとっとしているんだって思いました。全てのことに違和感があるというか、演じた木島がここまでイキ切ったヤツだったんだと、改めて思って。『なんだ、これ?』って感じでした」
――堺さんは、中村役について赤堀監督から「ジレンマの極致で終わらせたい」と言われたそうですね。
S「はい。今までそういうことを、言われたことがなくて。答えがないってことだから、収まりが悪いですよね。こうすればいいという答えを見つけた時点でそうじゃないってことだから。葛藤という言葉で収まりをつけるのも、赤堀さんはあまり好きじゃなかったのかもしれない。葛藤かどうかもよくわからない、もごもごしたところをやりたかったような気がするんです」
――山田さんは、今回木島役をどう捉えて演じましたか?
Y「毎回、演じる役の言動、行動、リアクションについて考え、その時々で納得してやっていきます。でも、それについて逐一覚えていなくて。役を演じる時、理解する必要はないけど、ただ、その人のことを知る必要はあるかなと。木島については孤独や寂しさはもちろん、不器用さや愛も感じましたが、映画の中の一面を見ただけでは、どういう人かってことはわからなかったです」
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