VOICE magabon interview

No.274 堺雅人(俳優)&山田孝之(俳優)

山田くんとの共演は楽しみにしていたけど、
現場ではそれどころじゃなかった(堺)
達成感って、余力が0.1でも残っていればあるけど、
早い段階でゼロになったので、現場でそんなものはなかった(山田)

劇作家・赤堀雅秋が、自身の戯曲を映画化した「その夜の侍」で演技の火花を散らせた堺雅人山田孝之。意外にも本作で初共演を果たした二人にインタビュー。
ひき逃げ事故で妻を失った男・中村健一(堺雅人)と、全く反省の色が見えないひき逃げ犯・木島宏(山田孝之)。中村は復讐を誓い、木島を追い詰めていく。この二人の緊迫感溢れるやりとりと、じわりじわりと炙り出されていく孤独感や葛藤が、見ている者の胸を締め付ける。
特に、中村と木島が台風の豪雨の中、対峙するシーンは圧巻! 赤堀監督は長回しにより、堺と山田の役者魂を見事にスクリーンに焼き付けた。
堺と山田が、かなりハードだったという現場でのエピソードについて語ってくれた。

堺雅人&山田孝之

――まずは、完成した映画を見た感想から聞かせてください。
堺雅人(以下S)「いまだに客観視できないですね。わかりやすい物語ではないし、混乱を混乱のまま描くところが面白かったりする映画だから」
山田孝之(以下Y)「初めて映画を見た時、全体的にここまでじとっとしているんだって思いました。全てのことに違和感があるというか、演じた木島がここまでイキ切ったヤツだったんだと、改めて思って。『なんだ、これ?』って感じでした」

――堺さんは、中村役について赤堀監督から「ジレンマの極致で終わらせたい」と言われたそうですね。
S「はい。今までそういうことを、言われたことがなくて。答えがないってことだから、収まりが悪いですよね。こうすればいいという答えを見つけた時点でそうじゃないってことだから。葛藤という言葉で収まりをつけるのも、赤堀さんはあまり好きじゃなかったのかもしれない。葛藤かどうかもよくわからない、もごもごしたところをやりたかったような気がするんです」

――山田さんは、今回木島役をどう捉えて演じましたか?
Y「毎回、演じる役の言動、行動、リアクションについて考え、その時々で納得してやっていきます。でも、それについて逐一覚えていなくて。役を演じる時、理解する必要はないけど、ただ、その人のことを知る必要はあるかなと。木島については孤独や寂しさはもちろん、不器用さや愛も感じましたが、映画の中の一面を見ただけでは、どういう人かってことはわからなかったです」



VOICE バックナンバー

NEWS

TUGBOAT10周年作品集「TUGBOAT 10 Years」刊行

クリエーティブ/マスコミに携わる人やその世界を目指す人は必携の、クリエーティブの「参考書」とも言うべき一冊! 日本初のクリエーティブ・エージェンシー・TUGBOATの10年にわたる仕事の数々が一冊の作...

明治大・世界最大級マンガ図書館―先行施設オープン

世界最大級の「東京国際マンガ図書館」(仮称)設立を目指す明治大学は10月31日、マンガ図書館に先行し漫画雑誌や単行本約14万冊を集めた「米沢嘉博記念図書館」を駿河台キャンパス(東京都千代田区猿楽町)に...

小学館「サライ」9月より月刊化へ

5/24 小学館は月2回刊の生活情報誌「サライ」を9月10日発売の10月号より月刊に移行することを発表。朝日の記事によると現状から50ページ増やし、25万部発行の予定とのこと。小学館広告局からのリリー...

雑誌編集部blog

magabon参加雑誌の出版社webページにあるブログの更新情報を集めました。

zassiclip読みたい雑誌の記事だけをドコモiモードでバラで買える!1記事5円から!
iMENU→メニューリスト→TV/雑誌/ラジオ→雑誌→magabon


栗原はるみ初の電子書籍
『栗原はるみ四季の料理』発売


ハワイ情報ウェブマガジン
「Hawaiing」公開中

WHAT'S NEW

週刊風とロック

月刊風とロック 月刊風とロック

月間風とロック
風とロック芋煮会2017

NEWS

「月刊 風とロック」風とロック芋煮会2017

「月刊 風とロック」風とロック芋煮会2017 特集 風とロック芋煮会2017 ...

STAFF REALTIME

レキシ両A面シングル「S&G」

    NHK大河ドラマ「西郷どん」 パワープッシュソング「SEGODON」。...

RADIO REALTIME

2013.03.02 YOU DON'T KNOW CDジャケット募集 中間報告(第三回)

★REALTIMEのREALTIMEはtwitterでやってます!まだご覧になっ...



  • ゴースケ 下町さんぽ
  • WWm
  • 表参道あいうえお
  • 未来雑誌研究所
ページトップへ